良いんじゃないかな



泣きたい時は声枯らすまで泣いても
良いんじゃないかな
笑いたい時は歯茎見せながらブサイクだなんて
気にせず笑っても
良いんじゃないかな
楽しくない時は無理に楽しんで生きてますって
アピールしなくても
良いんじゃないかな
好きなものを好きだと言ってみる日があっても
良いんじゃないかな
よく分からない芸術みてよく分からないけど素晴らしいって感じてみても
良いんじゃないかな
誰かの言葉に従い続ける白い羊にならなくても
良いんじゃないかな
やりたいこと負担抱えてやってみて後悔しても
良いんじゃないかな
世間の多くの言葉や一般的だなんて
そんな概念フルシカトの我が道アーティストみたいな考え方してみても。


素直に生きる事はさほど難しくない筈なのに
なぜだか素直になってはいけない法律を
つくりだしてしまったね

子供みたいに頭で考えず身体で発言しても
良いんじゃないかな
ママに抱きつきたいから抱きつく子供みたいに
ママに置いてかれて泣く子供みたいに
素直になっても良いんじゃないかな

素直になる事を難しくさせてるのは日本だ
この国だ、社会だ、環境だ
いいえ、あなた自身です

誰のせいでもない、何かのせいでもない
自分の生き方邪魔してるのはいつだって自分

だけど良いんじゃないかな
苦しいなら何かのせいにしても

変われないとしゃがみ込むその姿は
変わりたいともがく美しさがあって
良いんじゃないかな

どんな言葉をを並べても
どんな想いを口にしてみても
良いんじゃないかな
その全てがあなたであり言葉にした途端
口にした途端しっかり形となって宙を舞って
存在してくれるから、やってみれば
良いんじゃないかな



まあ、全部
良いんじゃないかな、っていう無責任な
言葉ですけどね
それも、良いんじゃないかな

TATEUCHI MIHO

舘内 美穂 女優/ 脚本家/ m sel.プロデュース主宰

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